①教本『日本の音 篠笛事始め』、②対応CD「日本の音 篠笛」、③「プラスチック篠笛」の三点を含む「独習教材一式」です。篠笛奏者である森田玲による詳しい教本と高音質のCDを用いて、ご自宅で一人でも効果的に篠笛の練習を行なうことができます。
・教本 102ページ
・CD 43分
・篠笛 プラスチック製篠笛「篠音-しののね-」
七本調子/邦楽調(唄用)
第一章では、楽器の奏法の基本と実践、
第二章では、わらべ歌や古歌、祭囃子など二十曲以上の日本の音曲を数字譜で収録。
第三章では、篠笛の歴史、発音の原理、音階の特徴などを豊富な図版・写真・貴重史料を用いて解説。
篠笛を学ぶ初心者や経験者、日本音楽に関心のある人々にとって必要な篠笛の基本事項を網羅しており、初めての方でも心配ありません。学校の先生や指導者にもお薦めです。
目次
<序章 篠笛らしい音を目指して>
<第一章 奏楽の基本 - 音を出す>
各部の名称
指孔の押さえ方
指使い(運指)の番号/
笛の構え方
音の出し方
呂音(低い音)の練習
指運びの練習
指打ち(音の区切り方)
甲音(高い音)の出し方
拍子の取り方と息継ぎ
音を追求する
<第二章 篠笛楽譜 - 曲を奏でる>
音取り
東雲
凧々あがれ
鬼さんこちら/蛍/かごめ
あんたがたどこさ
祇園祭 粽売りの歌
兎
姫松
江戸の子守歌
天満の市
通りゃんせ
四方の景色
桜
越殿楽
並足の笛(岸和田祭地車囃子)
秋の音
馬鹿囃子(伊勢大神楽・獅子舞囃子)
篠楽
月
伊勢音頭 道中歌
君が代
<第三章 篠笛を識る - 歴史と科学>
日本の横笛
篠笛の特徴
発音の原理
古典調と邦楽調の篠笛
篠笛の調子(音高)
篠笛の源流
篠笛の語源
洋楽調(ドレミ)の横笛について
外国曲や現代曲を吹く前に
日本十二律